林本大(能楽師)さんの能の魅力を伝える普及活動を支援
2021年1月31日
能楽師の林本さんは、大学で能の魅力触れ、世襲ではなく一般の家庭から能楽の道に入りました。
能などの伝統芸能を多くの方に知ってもらいたいと、落語、講談、文楽などの若手演者とともに若い世代向けの舞台公演を行うほか、能をわかりやすく解説する入門講座「能meets」を2019年に立ち上げ、ほぼ月1回のペースで能楽の紹介に取り組んできました。
「能meets」は、今年のコロナ禍においても精力的に行われ、主に北浜と岸和田の2つの会場を使って、能装束や小道具をはじめ、舞や殺陣、演目の解説など、「あまり知られてないが、実は知れば知るほど能楽が面白くなる」小ネタやエピソードをふんだんに披露。
コロナで前半は活動できなかったにもかかわらず、半年間でのべ600人以上が参加し、能の奥深い魅力に多くの人々が触れることとなりました。
杉江能楽堂での「能meets」