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活動報告

ハーベストコンサート「第73回&第74回朝の光のクラッシック」(「北倶楽部記念寄金」助成事業)
2018年9月30日

■公演日:第73回コンサート2018年7月16日/第74回コンサート9月7日
■場所:第73回コンサート「ザ・フェニックスホール」/第74回コンサート「クラブ関西」

未来を予感させる若い演奏家たちの高い水準の演奏を、週末のすがすがしい朝の光とともに聴かせる「朝の光のクラシック」は、クラシック音楽を気軽に楽しんでいただくための1,000円という価格も手伝って毎回大好評を博し、すでにその開催は70回を超えています。通常は国内の演奏家が出演していますが、今回ASKの「北倶楽部記念寄金」から45万円の助成を受け、海外で活躍する2人の若き女性演奏者を招いた2つのコンサートが開催されました。第73回コンサート(7/16、ザ・ファニックスホール)の演奏者は、ウィーン在住のヴァイオリン奏者の登坂理利来さん。バッハやモーツァルトなどの名曲を超絶的なテクニックで弾きこなし、聴衆を魅了しました。第74回コンサート(9/7、クラブ関西)には、BBC交響楽団のヴィオラ奏者の牧野葵美さんが登場。英国の音大で学んだ牧野さんは、ピチカート奏法だけで演奏する曲や、19世紀末のデカダンな雰囲気が漂う美し旋律の曲でプログラムを構成し、芸術の奥深さを伝えようとする意図が演奏会から伝わってきました。


牧野葵美(ヴィオラ)


登坂理利子(ヴァイオリン)