日本電通メディアアート支援寄金助成 支援で制作された作品について
2021年11月26日
1947年に大阪市阿倍野区で創業した日本電通株式会社の創設70周年を記念し、同社よりお寄せいただいた寄付をもとに、関西におけるメディアアートの振興・発展およびアーティストの育成を目的として「日本電通メディアアート支援寄金」を設け、2018年度、2019年度、2021年度の3回にわたり、各回とも総額100万円を、新たな価値観や萌芽性をはらんだメディアート作品の制作費支援として助成いたしました。
本助成金は、メディアアートを対象とした助成金が少ない中、若い世代を中心に11組のアーティストを支援し、関西におけるメディアアートの振興と発展に確実に貢献いたしました。助成金を得て制作された作品の中には、Nissan Art Awardファイナリスト選出にもつながった三原聡一郎氏の作品《moids+∞》のように、メディアアートの枠を超え、現代アートの文脈で高い評価を得た作品が生まれました。