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活動報告

打楽器実演家集団studio kNotの公演「刻む」が開催されました
2024年6月1日

同じ音楽大学で学んだ若手打楽器奏者によって結成された打楽器アンサンブルstudio kNot。その名称にはクラシック音楽自体への疑問「not」と結ぶ「knot」の2つの意味がこめられています。その演奏会のタイトルは「雑る」(まざる)、「惑う」(まどう)、「嵌る」(はまる)など明確なテーマを感じさせる個性的なもの。そして今回の公演「刻む」(伊丹市アイホール2024年5月10日~12日)では、打楽器音楽の真髄に迫りました。演奏された6曲はいずれも打楽器音楽の歴史に名を残す作品。1曲目では一人であった奏者が、曲を追うごとに一人ずつ増え、最後の6曲目では6名の奏者がさまざまな打楽器を超絶的に弾きこなしていきます。会場が演劇専用ホールであっただけに打楽器演奏における身体性がより際立った公演となりました。

打楽器実演家集団studio kNot公演「刻む」 演奏風景 場所:伊丹市アイホール