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活動報告

展覧会「類比の鏡/THE ANALOGICAL MIRRORS」
2021年1月31日

■会期:2020年11月6日[金] – 12月6日[日](会期中の金土日祝のみ/全16日間) 
■会場:山中suplex
■参加作家: アンドラーシュ・チェーファルヴァイ(スロヴァキア)、石黒健一、小笠原 周、木村 舜、小西由悟、小宮太郎、坂本森海、本田大起、パトリツィア・プリフ(ポーランド)、前谷 開、宮木亜菜、若林 亮、和田直祐、ヤロスワフ・コズウォフスキ(ポーランド)、ユ・チェンタ(台湾) 

アーツサポート関西が2020年度に支援する堤さんは、現代美術の展覧会を企画するフリーランスのキュレーターです。京都と滋賀の県境にある、若いアーティストたちの共同アトリエ「山中Suplex」で行われる展覧会のディレクターでもあり、11月に、ドライブイン形式の展覧会「類比の鏡/THE ANALOGICAL MIRRORS」を企画・開催しました。
展覧会は日没から始まり、作品の鑑賞はすべて車の中から。完全時間予約制です。アトリエの画材や機材の合間に彫刻や映像作品などが展示されており、バラックのような小屋をサファリパーク感覚で巡っていきます。展示には鑑賞者の視点への配慮がなされ、普段より集中して見ることができました。
窓をあけると周囲の深い森から冷たい空気が感じられます。展覧会の不思議な状況に、芸術の理解に理知的な説明は不要であることを感じさせられました。


撮影:前谷開