「第10回上方落語若手噺家グランプリ2024」が開催されました
2024年7月15日
アート引越センター現名誉会長の寺田千代乃氏が若手噺家を応援しようと立ち上げたファンドをもとに、2015年からスタートした「上方落語若手噺家グランプリ」。10年続けることを目指して毎年開催され、今年ついにその10回目を迎えました。6月19日の決勝には予選を勝ち抜いた若手噺家9名が出場。磨き上げた渾身のネタを披露し、会場を爆笑の渦に巻き込みました。グランプリに輝いたのは、インバウンドの視点から奇妙な世界観を表現した笑福亭笑利さん。準グランプリは独自のアレンジによる古典落語を披露した笑福亭呂好さんが受賞しました。笑利さんはインタビューで「ネタは場の空気を読んで出番直前に完成しました」と話し会場を驚かせました。授賞式には寺田千代乃氏も登場。「みなさん、来年も11回目を開催します!」と力強く宣言し、会場から大きな拍手が沸き起こりました。
左から上方落語協会・笑福亭仁智会長、準グランプリの笑福亭呂好さん、グランプリの笑福亭笑利さん、寺田千代乃さん 場所:天満天神繁昌亭