室内楽のマスタークラス「Reise String Laboratory」が行われました
2024年4月7日
コロナが猛威を振るっていた2020年12月、ひとりの若き音楽家・長尾賢さんによって立ち上げられた今福音楽堂(大阪市城東区)。その理念は地域に根差した音楽活動と世界を結ぶこと。2023年から、世界トップクラスの演奏家たちが集い、若手弦楽器奏者たちを対象にした室内楽のマスタークラス「Reise String Laboratory」を開催しています。今年3月に行われた2回目には講師陣として、昨年に引き続き、小栗まち絵さん、梁美沙さん、牧野葵美さん、⾨脇大樹さんの4名が参加。受講生はいずれも20代の弦楽器奏者6名で、1週間の間、合宿をしながらレッスンを受け、技術だけでなく音楽にとって大切なものとは何かを学びました。最終日3月10日には講師と受講生の混合編成による成果発表コンサートが今福音楽堂で行われ、その圧倒的な演奏に活動の成果が如実に現れていました。
Reise String Laboratory に参加した講師(前列)と受講生(後列)のみなさん 場所:今福音楽堂