【サポーターの方限定:パトロンプログラム】EGGORE「ネリヤカナヤ」
2016年10月19日
パトロンプログラム
舞踏的な身体の動きがそのまま絵画に直結する
EGGORE 「ネリヤカナヤ」
前衛ダンス的パフォーマンスによって“ライブペイント”という形態で2007年より表現活動を行う鉄秀。ライブでの高揚感を全面に出し、絵筆を使わず絵具を手に付け、体全体で描く彼の独創的なパフォーマンスは、全身で動く姿が舞踏のようだと評されることから「舞描(ぶびょう)」と呼ばれており、舞踊の世界だけでなく、演劇、美術などの多方面から評価を得ています。
今回、ご紹介するプログラムは、鉄秀ほか舞台音楽などにも携わる現代音楽家・築山建一郎、パーカッション奏者のアキーラサンライズのユニットEGGOREの「ネリヤカナヤ」です。

「ネリヤカナヤ」とは奄美大島の言葉で「根の来るかなた」を意味し、「いにしえより奄美の人々は海の彼方にネリヤカナヤと呼ばれる楽園があり、人々に豊穣をもたらす神がいると信じていた」とも言われているそうです。自らのルーツである奄美大島に伝わる言葉を軸に、日本の知られざるシャーマン=ユタの感性を内在させた作品です。
2015年にはイギリスでも公演を行い、高い評価を得た同作品。今回は新たに奄美大島の音に精通するシタール奏者のヨシダダイキチを加え、より密度の高い音を表現します。また、鉄秀が行う「舞描」をダンス的舞踏パフォーマンスとして成立させるべく2015年よりスタートした別のライブペイントユニット「描ク式」からもメンバーを選出、より広がりのあるパフォーマンスが見られることでしょう。
みなさまのご参加をお待ちしております。
パトロンプログラム実施要項
対 象: EGGORE「ネリヤカナヤ」
日 時: 11月5日(土)開場18:30 開演19:00
11月6日(日)開場14:30 開演15:00
場 所: 大阪市立芸術創造館
〒535-0003 大阪府大阪市旭区中宮1-11-14
http://www.artcomplex.net/art-space
アクセス: 大阪市営地下鉄谷町線「千林大宮」駅から徒歩10分
京阪本線「森小路」駅から徒歩10分
定 員: 各5名程度
締 切: 10月31日(月)