【サポーターの方限定:パトロンプログラム】「國府理『水中エンジン』REDUX」
2017年6月14日
パトロンプログラム
再生不可能の可能性を問う
國府理「水中エンジン」再制作プロジェクト実行委員会
「國府理『水中エンジン』REDUX」
2014年に不慮の死を遂げた國府理が発表した「水中エンジン」を再制作、発表するプロジェクトです。
2012年に発表された本作品は、福島第一原発の事故から影響を受けたもので、國府が愛用していた軽トラックのエンジンを水中に沈め稼働させるというものです。エンジン音とともに対流が可視化されると同時に展示空間の外まで敷設されたマフラーから廃棄ガスが排出されます。
当時から完成していないのではないかとすら思えるほど、脆く、壊れやすいもので、度重なるメンテナンスが必要なものでした。今回の再制作においては、作者の意図を踏まえながら忠実に再現するといったことは不可能に近く、しかしながら、作品が明らかにする「不完全さ」やその有り様が現代社会をそのまま示しているのではないか、と問いかけるプロジェクトとなっています。
このプロジェクトは作品展示のみならず、資料の開陳をはじめ、識者によるトークイベントなどを通して、この「水中エンジン」という作品およびこの作品が喚起する「状況」とは何かをひも解きます。震災後の芸術作品の中でも白眉であるといわれるこの作品を、この機会にぜひご覧ください。
https://engineinthewater.tumblr.com//
パトロンプログラム実施要項
対 象: 國府理「水中エンジン」REDUX 展示、ゲストトークなど
展示|前期 7月4日(火)~16日(日)
後期 7月18日(火)~30日(日) 11:00~19:00
※前期・後期で展示内容が大幅に異なります。
※休館日・月曜日
場所:アートスペース虹(地下鉄「蹴上」駅より徒歩3分)
関連イベント|
ゲストトーク(詳細は添付チラシをご確認ください)
①7月8日 (土)
②7月15日(土)
③7月22日(土)いずれも19:00~20:30
クロージングパーティー
7月29日(土)18:00~20:00
定 員:クロージングパーティーのみ5名(ご招待)
応募方法: メールにてお名前、住所、電話番号(携帯番号)をお書き添えの上、
ask@osaka21.or.jp までお送りください
締 切: 7月19日(水)