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【サポーターの方限定:パトロンプログラム】野原万里絵 ・下町芸術祭「Dialogue on the Borderline」
2017年11月1日

パトロンプログラム

多様な考え方を顕在化する試み

野原万里絵

下町芸術祭「Dialogue on the Borderline」

 

8月に新潟県で行われた小須戸ARTプロジェクト2017での個展 「黒を巡る話」に続く、岩井コスモ証券ASK支援寄金の助成アーティストの一人、野原万理絵の作品が展示される関西でのグループ展をご紹介します。

「Dialogue on the Borderline」というタイトルのこの展覧会は、神戸市長田区で2015年始動した「下町芸術祭」の一つのプログラムとして行われます。

阪神・淡路大震災から20年目の年に生まれた「下町芸術祭」は、空き家や店舗、空き地や路地、劇場や旧小学校など、下町の魅力あふれる場所を舞台に現代アート作品の展示やパフォーマンスを展開するというもので、今年で2回目の開催となります。野原さんの展示のほかに美術家の森村泰昌さんと「下町とはなにか?」をテーマに作家自身の視点から真実とフィクションを織り交ぜた物語を3年のプロジェクトとして行う「森村泰昌 下町物語2017~2019」やアジア・国内からアーティストを招聘して作品を制作・上演する「KOBE-ASIA Contemporary Dance Festival#4」などが平行して行われます。

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「Dialogue on the Borderline」の展示会場は、ギャラリーなどのホワイトキューブではなく、コミュニティスペースや路地、オルタナティブスペースなど公共性が高い場所が使用され、期間中その空間は様々な人々の思想や思考が交わる「ボーダーライン(境界線)」となります。その境界線上で、作家や鑑賞者など、様々な人々が作品制作に関連するにとどまらない会話や交流が生まれることで、社会で起きる事象に対しても多様な考え方があることを顕在化することを試みるプロジェクトです。

是非この機会に、「下町」や「アート」を多様な方向から楽しんでみてはいかがでしょう?

 

パトロンプログラム実施要項

対   象:   「Dialogue on the Borderline」

※下町芸術祭の詳細はこちら→https://www.shinnagata-artcommons.com/

日   時:  11月3日(金・祝)~25日(土) 11:00~17:00

場  所: 兵庫県神戸市長田区南部/駒ケ林エリア

アクセス:  地下鉄海岸線「駒ケ林」駅 周辺

定   員:  特になし。どなたでもご自由にお越しください。