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活動報告

羽曳野少年少女合唱団(羽曳野市民会館)
2015年7月11日

活動概要: 活動43年目を迎える児童合唱団。練習場所が固定できずにいたが、ASKの助成により市民会館で毎回行うことが可能となった。

羽曳野市民会館での練習風景(羽曳野少年少女合唱団)
  羽曳野市民会館での練習風景(羽曳野少年少女合唱団)


スタッフの視察報告:練習場所は羽曳野市民会館3階にある広さ130平米ほどの大会議室。ピアノが常備されています。合唱団の団員は、幼稚園年中組の児童から高校生までの30人で、練習日は、レギュラーでは月3回ですが、大会や演奏会出演の前には、詰めて練習するので、実際には月4回ほどになるということです。練習中は合唱団OGの大学生も指導の補助に入っています。振りのついた曲などでは、この大学生が中心となって、高校生の団員らもアイデアを出し合いながら、楽しい振付を考えていました。団員たちは、年齢差がありながらも、年上の団員が幼稚園や小学校低学年の後輩たちをうまく指導し、皆が楽しそうに練習していました。また、初めての曲でも初見からちゃんと声を出し、みるみる上達していて、少年少女時代にきちんとした指導を受けながら、練習することの大切さを知らされました。(視察日 7/11)

指導者の中野彰さんに聞く:
Q 子どもたちを指導する中で大切にしていることは何でしょうか?
A 音楽的技術はもちろんですが、音楽を心の友として愛し、豊かな人生が送れる人間に育つことを願って、①楽しくのびのびと(心と体の解放)、②心のハーモニーを大切に(心と心を合せて美しいハーモニーを)、③感動する心(感動体験の共有)の3点を心がけています。

Q 子どもたちが最も嬉しいと感じる時はどんな時でしょうか?
A 何度も何度も練習して美しいハーモニーが生まれたとき、むつかしくて苦労した曲がうまく表現できたとき、思うように声が出たときなど、成功感や達成感を味わったときです。発表会で、自分たちが創り上げた音楽なのだ!自分たちで歌ったのだ!という喜びと、聴いてもらったという感動で心が満たされたとき、子どもたちの顔や目は輝いています。